はるの山城見学ウォーキング「堀之内城山コース」

天竜区観光協会春野支部

2011年10月31日 18:22


山城を訪ね、天下取りのロマンを感じてみませんか!?
所要時間:約2時間(イラストマップPDF:5.1Mb)

【堀之内城山城址】
堀之内城山城址は犬居城址の東南約1.5kmの山頂に位置します。森から犬居に至る秋葉街道に接しており、二俣に続く街道の眺望も開けています。山頂の本曲輪を中心に、東南方向に伸びる尾根づたいに曲輪や堀切、堅堀などがみられます。
2010年の発掘調査では、数多くの出土遺物が出土しました。出土遺物から、この城の使用時期が、徳川家康の犬居城攻めの機関(16世紀後半)と捉えてよいことが確認できます。


 マップの場所から見える風景 
 *個々の写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。




1◆春野ふれあい公園 (写真1
テニスコートや多目的広場、屋外ステージなどもあり、多くの人達が集まり憩う公園です。

2◆勝軍橋の橋脚 (写真2
日露戦争の際に気田川に掛けられた「勝軍橋」の橋脚跡が現在も残っています。

3◆山道への入口 (写真3
ここから急な坂道が始まります。昔は秋葉参りの人たちの通り道でもありました。

4◆坂道の道中 (写真4
美しい杉林の中を歩きます。まさに森林浴!

4◆植物観察 (写真5写真6写真7写真8写真9
足元には四季折々の植物が目を楽しませてくれます。

5◆大日山如来像 (写真10
坂道を登りきったところで、優しい表情で迎えてくれるのが、大日山如来像。秋葉参りの旅人たちが旅の安全を願ったことでしょう。

5◆坂道終了 (写真11
坂道は終わり、ここからは平たん地が続きます。

6◆城山跡入口 (写真12
堀之内城山は、細長い山の尾根づたいの地形を活かした特徴的な山城跡。全体の様子が、馬の背にも似ていることから、別名「鞍掛(くらかけ)城とも呼ばれています。

7◆土橋跡 (写真13
通りやすく、橋として遺した部分のようです。

7◆曲輪跡 (写真14
この区画された場所で、古の人たちは何を考えていたのでしょう?!

8◆来た道を下山したら、目の前の食事処で一服。 (写真15写真16
山の中でも、美味しい寿司が味わえます。

9◆瑞雲院 (写真17写真18写真19
718年に開かれた寺院を、犬居城主の天野氏が瑞雲院と改めたとされる寺です。後に火災で焼失したが、徳川家康によって現在地に再建されたと伝えられています。寺内には天野氏の墓もあります。山門をくぐる際には、天井を観てください。草木や動物の絵が描かれています。


 注意事項
●体調には十分に注意し、体調不良の場合には、無理をしないで下さい。
●公道を歩く場合や道路を横断する場合には、交通ルールを守りましょう。
●コースの途中には、急な坂や足元が滑りやすくなっている場所がありますので、ご注意ください。(特に下り坂にお気を付け下さい。)
●体調管理、事故、ケガの防止は自己責任でお願いします。

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