ビンカ峠のビンカ

春野町と中川根町の境界に近く通称ビンカ峠と呼ばれるところがあります。
“ビンカ”とは、モチノキ科の常緑小高木で、学名イヌツゲ。
暖地に自生し、庭木としても鑑賞される木です。雌雄同株で、枝は小正月のもち花(まゆ玉)を作るのに用いられたそうです。
この地のビンカは、樹齢およそ500年余といわれる老木で、目通り1.4m、樹高6.84mあります。
また、根元には宝珠地蔵尊が祀られていますが、これは「縁結び・長寿のビンカ地蔵尊」として、昭和44年8月に、酒井幸次郎翁によって寄進されました。
気多峡と大井川峡を一望でき、また岩嶽山や竜馬嶽も望めるところとあってハイカー達の訪れも多い場所です。
Posted by 天竜区観光協会春野支部 at 2009年03月28日 23:40│Comments(0)
│名所・旧跡
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