はるの山城見学ウォーキング「犬居城址コース」
山城を訪ね、天下取りのロマンを感じてみませんか!?
所要時間:約2時間(イラストマップPDF:5.5Mb)
【犬居城址】
犬居城は、鎌倉時代から続く領主、天野氏の拠城です。天野氏が日常居住する居館は犬居城の南麓にあったとみられます。尾根の最高所が鐘打山山頂(標高290m)で、物見曲輪築かれています。そこから、東に向かって二の曲輪、本曲輪、三の曲輪と続き、大手に至る構造をもちます。
三の曲輪は別名馬出曲輪と呼ばれ、堀や土塁が一際目立っています。対徳川軍の防御のために、元亀年間から天正の初め頃、武田氏の支援を受けて改修された部分と見ることができるでしょう。
マップの場所から見える風景
*個々の写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。
1◆犬居城山を見上げる (写真1)
気田川の向こうに見える山が犬居城址(標高290m)で、天野氏の居城として知られる。
2◆春野ふれあい公園前にある案内標識 (写真2)
森町と龍山村への拠点としての標識です。古には、塩の道として、多くの人が行き交ったことでしょう。
3◆ふれあいの像 (写真3)
春野町は宝塚歌劇団の演出家で、「すみれの花咲く頃」の訳詞者としても知られる白井鐵造の生まれ故郷。そこで歌劇をモチーフにした銅像「ふれあいの像」がすみれロードの拠点に建てられています。
3◆すみれロード (写真4)
すみれロードには、すみれの花がデザインされています。
4◆すみれロードから犬居城址へ (写真5)
すみれロードの白井鐵造生誕の地付近から、犬居城址方面へと向かいます。静かな住宅街です。
5◆常夜灯 (写真6)
旅人の目印でもあった常夜灯。
6◆犬居城址入口 (写真7・写真8)
舗装道路を過ぎ、ここから過ぎ林の中を進む散策道が続きます。入口には木の杖が置いてあるので、どうぞご利用ください。
7◆堀之内城山を眺める (写真9)
犬居城の曲輪跡付近から、木々の間を通して反対側の山を眺めると、そこが堀之内城山です。
8◆頂上には展望台が設置されています。 (写真10・写真11・写真12・写真13)
展望台には、石碑や行者石像もあります。
注意事項
●体調には十分に注意し、体調不良の場合には、無理をしないで下さい。
●公道を歩く場合や道路を横断する場合には、交通ルールを守りましょう。
●コースの途中には、急な坂や足元が滑りやすくなっている場所がありますので、ご注意ください。(特に下り坂にお気を付け下さい。)
●体調管理、事故、ケガの防止は自己責任でお願いします。
Posted by 天竜区観光協会春野支部 at 2011年10月31日 18:22│Comments(0)
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