秋葉山
火防の神とLて全国に知られる秋葉山は、標高866mで赤石山系の南端に位置し、天竜奥三河国定公園に指定されている。山頂からは、三河の山々を始め、悠々と流れる天竜川や浜名湖、はるか太平洋を望む事が 出来、東海一の絶景と称されている。
太古の時代より山岳宗教のメッカであった秋葉山は、近世に入ると火防の霊験を中心とした信仰が急速に広まり、全国各地から盛んに参詣登山が行をわれるよう になった。信者は庶民だけではなくて武士層にまで浸透、幕府でさえこの対策に苦慮ずる程の盛況だった、と言う。
そして今でも、愛知・岐阜など、特に遠州以西を中心とした信者が、続々と参拝に訪れている。また、各地に残された秋葉街道と呼ばれる道は、遠い古代から多くの人々が熱い思いをいだいてこの山に向かった参詣道だ。
現在、秋葉山には、秋葉神社と秋葉寺が存在している。
Posted by 天竜区観光協会春野支部 at 2008年12月22日 18:40│Comments(0)
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